誰にも負けない味で生き残る(残留農薬検査)

高橋さんは、苦労をしていながらも、農薬使用をやめる気はないという。

「いいみかんを作るうえで、それが必要だからです。

以前、無農薬で作ったというみかんを見たことがあったけど、"これがみかんか"という感じでした。

品質向上のためには、我々はいろんなことをやってきたんです。

たとえば、摘果調整しなかった時分には、玉も小さかったし、黒点病なんかがついてる方が甘いといって、気にせずに出荷しても、とにかくみかんでさえあれば売れる時代もあった。

だけど、今はそんなことじゃダメです。

品質チェックが昔とは全然違うんですよ。

最近の消費者は外観にこだわり過ぎるようだけど、それなら、我々は誰にも負けない味で、外観も良いみかんを作って生き残ろうということです」

このブログ記事について

このページは、-が2015年4月26日 11:45に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「与えられた時間 その2」です。

次のブログ記事は「良いものを作るのが勝負の決め手 その1」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。