輸入は自由化されている。
鮮度を保つ技術が開発され、韓国、中国の沿岸部で栽培されるようになれば、たちまち脅威となる。
それはネギなどの輸入急増で実証ずみだ。
そうした中で野菜、食肉の自給率を向上させるというのであれば、それなりの戦略と対策が必要だ。
米国のようにグローバル化、国際化の流れにひるまないルール作りを試みる強い決意が必要だ。
しかも生産者が納得し、そうしたルール作りを信頼して、自給率向上対策に積極的に取り組んでいくような戦略がである。
そうした有効策がないのであれば、建前だけの自給率向上策は信頼されない。
失敗は目に見えている。