農水省が目指す21世紀半ば型の農政 その1(残留農薬検査)

さて、花き政策をどのように評価すべきかだ。

切り花が需要不信から目標を下回ったのは、現下の景気動向から止むを得ない事情にある。

切り花農家の多くは専業であり、近代的な経営感覚も浸透している。

農家の経営状態は良くないだろうが、その対策を農水省が打つべき性格のものではないと考えられる。

むしろ農家の自主的な判断を助成する立場に徹することが重要だ。

そのためには花き経営の情報提供の環境整備、新品種などの開発助成など、まさに農水省が目指す21世紀半ば型の農政を模索すべきだろう。

そして鉢物、花壇用苗物の需要増は注目に値する。


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このページは、-が2015年2月25日 10:36に書いたブログ記事です。

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